そのほか

もちろん、『君の名は。』も『聲の形』(山田尚子監督)も素晴らしい作品だった。『クリード』(ライアン・クーグラー監督)や『レヴェナント』(アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督)も捨てがたい。もちろん、『シビル・ウォー』(ルッソ兄弟監督)や『ローグ・ワン』(ギャレス・エドワーズ監督)といったシリーズものも楽しかった。
が、やっぱり今年印象的だったのは邦画の健闘だろう。もちろんアニメも含めて。2016年は日本映画、アニメ映画の歴史の分岐点となるかもしれない。この異常と言ってもいい状況は続くのだろうか。
安易に「ハリウッドは死んだ」とか「日本映画界に未来はない」などとほざくのは慎みたい。来年はどんな傑作に出会えるだろう。楽しみだ