ジ・アルバムリーフ「ア・コーラス・オブ・ストーリーテラー」

 昨日のことだが、ジ・アルバムリーフの新譜「ア・コーラス・オブ・ストーリーテラー」がやっと届く。基本的には「イン・ア・セーフ・プレイス」や「イントゥ・ザ・ブルー・アゲイン」の延長上のサウンド
 しかしながら変化もある。ジ・アルバムリーフといえば、トッド・ラングレンレニー・クラヴィッツのように、基本的にはすべての楽器をジミー・ラベルが演奏するという“セルフ・レコーディング”アーティストだったはずだが、この新譜はバンドでレコーディングされている。おそらくツアーでのメンバーだろう。しかしながら、サウンドに大きな変化はない。かつてトッド・ラングレンが大編成のバンドでレコーディングした「ニアリー・ヒューマン」や「セカンド・ウインド」が、まるで10人前後のトッドが演奏しているように聞こえたことを思い出した。
 僕はいつものようにさんざん迷った末、輸入盤を買ったのだが、日本盤には2曲ものボーナストラックが入っているようだ。約1000円という値段の差をどう考えるべきか……。
 4月の来日が楽しみ。日本でのみ発売されたらしいミニアルバム「ジ・エンチャンティッド・ヒル」の収録曲も演奏されるだろう、たぶん。そして対バンはなんと、toeなのだ! 10.3.14

A CHORUS OF STORYTELLERS (IMPORT)

A CHORUS OF STORYTELLERS (IMPORT)

ジ・エンチャンティッド・ヒル

ジ・エンチャンティッド・ヒル