2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ある夏の日の幹細胞報道

たったいま、YYjの日記で知ったのだが、ES細胞を使う臨床試験がようやく始まることになりそうだ。 メンロパーク、カリフォルニア、2010年7月30日――ジェロン・コーポレーション(ナスダック:GERN)は今日、「探索的新薬(Investigational New Drug : IND)…

『借りぐらしのアリエッティ』

今度の「映画の日」は日曜日なので、シネコンは混み合うことが予想される。いまかかっているものでは『借りぐらしのアリエッティ』と『インセプション』を観たいのだが、前者のほうが家族連れに好まれるので、日曜は込むだろう。ということで、前者を平日に…

試験をめぐる学生の態度―今昔

昨日のことだが……。 午前中、国士舘大学の講義「生命科学と21世紀社会」の試験を行った。今年も例年のように先週、つまり最後の講義であらかじめ2つの問題を提示し、そのうち1つを出題する、と予告しておいた。そしてそのうち1つを実際に出題した。 試験…

改定臓器移植法施行から2日

たまにはまじめに(?)映画以外のことも書こう。 * 去る17日、改定臓器移植法が施行された。 先日、生命倫理会議が主催するシンポジウムを傍聴したのだが、そのときも議論になり、僕も率直にいってよくわからなかったことは、今回の改定によって、はたして…

『エアベンダー』

夜、『エアベンダー』を観る。 これまでのナイト・シャマランの作品で面白いと思ったのは、『ヴィレッジ』ぐらいである。そのほかはほとんどつまらなかった。『エアベンダー』も、まったく期待せずに観て、少しでも面白いところが見つかればそれでいいと思っ…

『アデル』

ほとんど映画日記になっていますね。ま、いいか。 夜、シネコンのサービスデイを利用して『アデル』を観る。『インディ・ジョーンズ』のフランス版、というか、リュック・ベッソン版なのかな、と思ってみたら、くだらない三流コメディだった。僕はもともと、…

『プレデターズ』

午前、国士舘大学町田キャンパスへ。「生命科学と21世紀社会」の第12回目、再びiPS細胞について話す。 午後、御茶の水に移動し、いつもの編集部で夜半まで作業。 夜、ふらふらになって地元に戻り、シネコンで映画を観る……というパターンが、最近の土曜日の定…

『小屋丸』、『彼女が消えた浜辺』

映画の試写を2本続けて観る。 映画美学校で観た『小屋丸』は、フランス人の美術家が、新潟の里山「小屋丸」に暮らす人々を追ったドキュメンタリー。小屋丸は典型的な過疎地で、いまでは3組の老夫婦と、ひと組の外国人家族が暮らすのみ。外国人家族というの…

JCcast第37回!

先日のことですが、僕がレギュラー参加しているネットラジオ番組「JCcast」の第37回が公開されました。僕は「23andMe」をはじめとする遺伝子検査サービスについて、山下君は前回に続き鍼の効能について、赤木君は乳がん検診の奨励とそれへの批判について話題…

「改定臓器移植法」施行を問う」、『いのちの選択』

来る7月11日(日)、専修大学で、生命倫理会議が主催する「公開シンポジウム 「改定臓器移植法」施行を問う」が開催されるそうです。 公開シンポジウム:「改定臓器移植法」施行を問う 主催:生命倫理会議 7月17日、「改定臓器移植法」が施行されます。…