2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

『猿の惑星』再考

『猿の惑星』が『猿の惑星 ジェネシス』としてリメイクされたものがもうすぐ公開されるとのことなので、DVDで『猿の惑星』を超ひさしぶりに観る。(僕は何をやっているのだろう…。)子どものころテレビで放映されるたびにわくわくしながら観たシリーズの第一…

Cocco「ザ・ベスト盤ライブ5本〆」

昼頃にメーガクへ。3限の「技術と人間B」初回でいつものように講義のイントロダクションとしてiPS細胞についてごくおおまかなことを話す。「科学技術にはプラスの面もあれば、マイナスの面もある。2011年3月11日以降の世界に生きる僕たちはそれを身体で感…

『M8.5』

諸事情で、DVDで『M8.5』(原題「Nature Unleashed: Earthquake」)を見る。例によってTSUTAYAの「パニック」コーナーで見つけたものだ。ウィキペディアの項目にもなってないほどマイナーな作品で、IMDB(インターネット・ムービー・データベース)によれば2…

『みえない雲』

諸事情でドイツ映画『みえない雲』をDVDで観る。この映画の存在自体、誰かのツイートで最近知ったのだが、隣町のTSUTAYAにあったので借りてみた。映画は2006年に公開されたが、原作は1987年に書かれている。ドイツではベストセラーになったものらしい。 ある…

『大地震』

DVDで『大地震』を観る。やはり隣町のTSUTAYAの「パニック」コーナーで見つけたものだが、パニック映画の古典らしい。たぶん初めて観る。「たぶん」というのは、僕が十代のころにはテレビが映画をやたらと放映していたからだ。夜9時からのいわゆる洋画劇場…

『エンド・オブ・ザ・ワールド』(『渚にて』)

地震や津波を描いた映画がないかなと思って、TSUTAYAの「アクション」コーナーの「パニック」という棚を眺めてみたら、『エンド・オブ・ザ・ワールド』といういかにもB級っぽいタイトルの作品があり、「核戦争」云々と書いてある。あまり考えずに借りて、観…

『エイリアン・ビキニの侵略』

六本木に移動して、六本木シネマートの試写室――というかふだんはふつうに上映している部屋。最近、こういうところでの試写が増えている。つまり普通の劇場も試写室も大きさは変わらない――で、韓国映画『エイリアン・ビキニの侵略』の試写を観る。 主人公は「…

『風にそよぐ草』

半蔵門に移動し、東宝東和の試写室で『風にそよぐ草』の試写を観る。いわずと知れた巨匠中の巨匠、というか、失礼ながら「まだ生きていたの?」と言いそうになるアラン・レネ監督の新作である。原作はフランスで話題になったという小説で、プレスキットによ…

『風にそよぐ草』、『エイリアン・ビキニの侵略』

午前中、小川町の某社で打ち合わせ。初めて行くところだったので迷ってしまったのだが、宅急便のお兄さんが通りかかったので、尋ねてみると、すぐにわかった。さすが。 その後、神保町まで歩き、途中、ふだんあまり行かない古書店二軒をのぞく。店名は忘れて…

『ライフ』

シネコンのサービスデイを利用して、『ライフ いのちをつなぐ物語』を観る。文字通り世界中の生きものたちの知られざる姿を記録したドキュメンタリー……といっても間違いではないと思うが、対象になっているのは主に動物。『ディープブルー』以来つくられ続け…

『サルトルとボーヴォワール 哲学と愛』

午前中、神保町へ。さぼうるでの打ち合わせをはさんで、書店を数軒まわって仕事関係の本を買う。明倫館で3冊、小宮山で2冊、澤口書店で2冊。厳松堂がなくなってしまった後にできた澤口書店はなかなか素敵な店だった。書棚の配置が明快で、目的のものがあ…

環境問題と優生思想(6):『チェルノブイリ・ハート』

本日の昼間、渋谷のヒューマントラストシネマ渋谷で、ドキュメンタリー映画『チェルノブイリ・ハート』 http://t.co/SNbdW4C を観た。この映画についてはたいへんデリケートな部分を含んでいるので慎重に語らなければいけない。 この映画は英語圏では2003年…

『TSUNAMI: the aftermath』

今日は、9.11から10年目、3.11から半年の日だった。そのことと関係があるわけではないが、昨日と今日、諸事情で……というより例の事情で、『TSUNAMI』をDVDで観た。同名の韓国映画があるのは知っていたが、それとは違うものを隣町のTSUTAYAで見つけ、借りてみ…

『裸のマハ』

諸事情で、というほどのことでもにないが、数カ月後にゴヤ展をたぶん観ることになりそうなので、その予習(?)として、映画『裸のマハ』をDVDで観る。 周知の通り、『裸のマハ』とはスペインの宮廷画家フランシスコ・ゴヤの同名の作品名。『着衣のマハ』と…

『夜と霧』

諸事情で、というほどのことではないが、巨匠中の巨匠アラン・レネ監督の新作を観ることになりそうなので、その予習(?)として、過去の作品を観ておこうと思った。自室にいちばん近いTSUTAYAには期待できないので、二番目に近い隣町の店舗に行ったところ、…

『オランダの光』

諸事情で…というほどでもないか、故郷の愛知県でフェルメールとレンブラントを観た影響で、DVDで『オランダの光』を観る。フェルメールをはじめとするオランダの絵画で描かれた光の正体に迫ったドキュメンタリー、といえばいいのだろうか。2005年に日本公開…

『大津波のあとに』、『槌音』

昨夜のことだが、渋谷のアップリンクで、ドキュメンタリー映画『大津波のあとに』と『槌音』の上映会+報告会を観てきた。会場で岩本太郎さんとばったり会った。先日浪江町の津島でお会いしたフォトジャーナリスト山本宗補さんとも。渋井哲也さんもお見かけ…

「レンブラント 光の探究/闇の誘惑」

本日午後、名古屋市美術館で「レンブラント 光の探究/闇の誘惑」を観る。先日、豊田市でフェルメールを観たばかりだが、どちらも東京での開催を観逃してしまっていて(たぶん震災の間接的影響)、どちらも愛知で観ることができた。フェルメールのチケットを…