2012-01-01から1年間の記事一覧

恒例!? 2012年映画ベスト3

というわけで、毎年恒例(?)、今年に観た映画のベスト3を挙げてみます。以下、順不同で…。 ●『灼熱の魂』(ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督) 冒頭で、レディオヘッドの「You and Whose Army」が流れるなか、中東らしき場所で、子どもたちが髪の毛を刈られる。…

『ファイアー・ウィズ・ファイアー 炎の誓い』

午後、いつもの京橋テアトル試写室で、デヴィッド・バレル監督『ファイアー・ウィズ・ファイアー 炎の誓い』の試写を観る。 消防士の主人公がある殺人事件を目撃してしまい、「証人保護プログラム」の下で、名前を変え、住み慣れた土地を離れて暮らすことに…

『珈琲とエンピツ』

咳が続いてあまり深く眠れなかったのだが、朝っぱらから電車を乗り継いで横浜の黄金町にあるミニシアター、ジャック&ベティへ。先日、VIDEO ACT!の上映会で『音のない3.11』という秀逸な短編ドキュメンタリー映画を観たのだが、それを監督した今村彩子の劇…

児玉真美さんのこと

昨日のことだが、早稲田大学で開かれた川口有美子さんの講演会「「尊厳死」法制化について考える」を拝聴してきた。そこでようやく『アシュリー事件』(生活書院)の著者・児玉真美さんにお会いすることができた。 思えば、ある危険な問いの答えを探してブロ…

『よりよき人生』、『震災から1年〜』、『音のない3.11』

夕方、六本木シネマートで『よりよき人生』(セドリック・カーン監督)というフランス映画の試写を鑑賞。レストラン経営を夢見る男性が、レバノンからの移民でシングルマザーの女性−−『ジョルダーニ家の人々』の好演が記憶に新しい女優が名演−−と恋に落ちる…

東北写真日記:「放射能汚染下で働き、暮らすこと」講演と相談会

11月25日、いわき市の湯本で「「放射能汚染下で働き、暮らすこと」講演と相談会」を参与観察してきました。今回も得られるものがありました。

飯館

飯舘村の小学校三校の仮設小学校。 休業中の「椏久里」飯館店。 「椏久里」の裏手にあるブルーベリー畑の跡。 相馬農業高校飯館校のモニタリングポスト。文科省のウェブで公開されているなかでは、比較的高い数値が出ている。 雨樋の下で、「はかるくん」、…

福島

午前中、東京駅にて。0.037μSv/h。 昼過ぎ、福島駅にて。0.073μSv/h。 毎度恒例(?)、福島駅西口のモニタリングポスト。ここに限らず、モニタリングポストと比べると、いつもわずかながら「はかるくん」が高いことは気にならないでもない。が、わずかとい…

東北写真日記:福島市と飯舘村を訪ねて

11月22、23日、福島市と飯舘村を訪ねてきました。今回も多くの方にお世話になりました。感謝します。

東北写真日記:シンポジウム「福島原発事故が飯舘村にもたらしたもの

18日(日)、福島市にて、シンポジウム「福島原発事故が飯舘村にもたらしたもの」に参加してきました。 午前中、東京駅にて。0.049mSv/h。 お昼頃、福島駅にて。0.219mSv/h。東京の約4倍。 福島駅東口のモニタリングポスト。9月に見つけた、バンクシーを彷…

福島某所

松川仮設 松川サポートセンターあづまっぺ!

郡山〜福島?

富田町仮設おたがいさまセンター

郡山某所

黒磯

東北写真日記:郡山・福島

8日早朝から9日明け方にかけて、福島から帰還しました。再エネ関係の見本市、臨時災害FM局、仮設住宅に併設された介護施設、福島市在住の出版業界関係者などを訪ねることができました。今回は渡部真さん、渋井哲也さん、長岡義幸さんにお世話になりました…

映画の日(『希望の国』など)

本日は「映画の日」ということで、4本も映画を観てしまった。 まず新宿ピカデリーにて『希望の国』(園子温監督)。周知の通り、架空の「長島県」という地域で起きた原発事故に直面した人々を描いている。僕は3.11をモデルにしたフィクションかと思い込んで…

『ニッポンの、みせものやさん』

非常勤の後、新宿のK’s cinemaで『ニッポンの、みせものやさん』(奥谷洋一郎監督)というドキュメンタリー映画の試写を観る。(20時半に上映開始というのは、試写としては遅いが、時間を有効に使えてよい。) タイトル通り、見世物小屋のドキュメンタリー。…

『ロンドンゾンビ紀行』、『おだやかな日常』など

昼頃、渋谷のアップルストアで、ようやくiPod nanoの黒を買うことができた。リサイクルプログラムを使って1割引されて1万円強。これだけ安いと「消耗品」としか思えず、耐久性については文句いえなさそう。懸案の錆予防、確実な方法は聞けなかった(当然で…

近況(図書新聞、マル激、SYNODOS、仮の町)

書評紙『図書新聞』10月27日付3面にて、池内了『行きのびるための科学』(晶文社)の書評を書きました。図書館などでご覧いただければ幸いです。(1面には先日、後述するビデオニュースの収録時にスタジオですれ違った青木理さんが登場しています。) 「地…

Tangled Hair /toe

午後、渋谷へ。アップルストアの1階でiPod nanoの新機種ありますか、とスタッフ尋ねてみると、見本があるとのことなので、少しいじってみる。ホイールがなくなってしまって、どうやって使うのかわからなかった(笑)。まあ使っているうちにわかるだろうと思…

『塀の中のジュリアス・シーザー』など

午後、いつもの京橋テアトルで、タヴィアーニ兄弟の新作『塀の中のジュリアス・シーザー』の試写を観る。「ジュリアス・シーザー」というのはいうまでもなく、「ブルータスよ、お前もか」という言葉などで知られるローマの皇帝の名前だが、そのままシェイク…

iPS細胞、『This Is Not a Film(これは映画ではない)』

ノーベル賞発表は今夜か、毎年いっているけど、医学生理学賞で山中伸弥先生、文学賞でハルキ・ムラカミが同時にとると、僕的には盛り上がるんだけど……と思いながら、今日はメーガクの非常勤「技術と人間B」の第3回目として「ファン・ウソク事件」について…

『ハンガー・ゲーム』

近所のシネコンで『ハンガー・ゲーム』(ゲイリー・ロス監督)を観る。主演はあの『ウィンターズ・ボーン』の演技が光っていたジェニファー・ローレンス。 近未来、アメリカにある独裁国家では、過去に反乱を起こしたことのある12の地域から選ばれた少年少女…

『ボーン・レガシー』

近所のシネコンで『ボーン・レガシー』を観る。周知の通りジェイソン・ボーンを主人公とする“ボーン・シリーズ”の4作目だが、監督はポール・グリーングラスではなく、トニー・ギルロイで、マット・デイモン演じるボーンも登場しない。物語が進む時間は『ア…

『アイアン・スカイ』

夕方、武蔵野館で『アイアン・スカイ』(ティモ・ブオレンソラ監督)を観る。周知の通り監督がつくったティーザーが何年か前からYouTube経由で話題になり、個人からの出資も集まって制作された映画。第二次世界大戦後に地球を脱出し、月の裏側に潜伏していた…

『桐島、部活やめるってよ』、エイジア東京公演

夕方、渋谷TOEIで、観逃していた『桐島、部活やめるってよ』(吉田大八監督)を観る。観る予定には入れていなかった作品だが、あまりに評判がいいので、観ようと思ってまだやっている劇場を探していたところ、ここで始まったようなので、観てみた次第。 舞台…

『イゴールの約束』、『少年と自転車』

今日は午前と午後、早稲田松竹で、ダルテンヌ兄弟の『イゴールの約束』と『少年と自転車』の二本立てを観てきた。あいにくの雨だったので、すいているだろうと思っていたのだが、そんなことはなく、開場より数十分前だったにもかかわらず、すでに列ができて…

iPod nano、『僕の中のオトコの娘』、山陽堂

午後、渋谷のアップルストアでiPod nanoをジーニアスさんに観てもらったところ、さすがプロ、一発で「青錆ですね」と見抜き、ルーペでコネクタが錆びているところまで見せてくれた。「ピンが30本あるんですが、1本でも錆びてしまうと…」。錆とはまったくの…