2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧

松崎有子さんのこと

3月23日、友人のフリーライター、松崎有子さんが亡くなりました。 さきほど出版業界関係のメーリング・リストに投稿した文章を、以下に転載します。 粥川準二です。松崎有子さんについて、少しだけ書きます。僕は、現在の仕事につながるキャリアを、日本リ…

停電の後(?)の街で

ちょっとした偶然で、計画停電の間、暖かな場所で、暖かい時間を過ごすことができた。 地元に戻ると、計画停電は終わっていたようだ。 今日はMさんの葬儀だったはず。喪に服すつもりだったが、いつもよりもずっといい食事をしてしまった。 Mさん、あなたは…

そして10日が経った

街は徐々に、いつものにぎやかさを取り戻しつつある。しかし……僕としては、ちょっと節電モードになっていたほうが、落ち着いていてよかったと思うのだが。

街は平静を取り戻しつつある……か?

開店直前のスーパーでは、長蛇の列が…。 スポーツクラブが営業再開。しかし浴場はシャワーのみで、湯船にお湯が入っていなかった(苦)。

『週刊読書人』で『ラベッツ博士の〜』、など

こんなときに恐縮ですが、『週刊読書人』2011年3月18日号3面にて、ジェローム・ラベッツ著『ラベッツ博士の科学論』(こぶし書房)の書評を書きました。このタイミングは皮肉ですね。いつものことですが、1冊の本の書評のなかで、別の本にも触れています…

そして1週間が経った

大規模停電直前(?)の街

ゴーストタウン

仕事を終えて地元に戻ると……街はゴーストタウンのようだった。 計画停電が実施されたようである。道行く人のなかには懐中電灯を持っている人もいる。 首都圏の夜が、ふだんはいかに明るいかがよくわかる。 ほとんどの店が閉店するなか、たこやき屋さんがやっ…

火曜日

本郷の薬局の食品コーナーは空っぽ。 本郷のナチュラル・ローソン。節電中。 松屋では弁当販売を展開? 湯島のコンビニ、おにぎり残りわずか。 日本サッカーミュージアムを撮影するマスコミ。何かあるの? 地震による破損? 地元駅に2つある改札口のうち、…

平日の始まり

税務署は例年のこの時期とまったく同じ雰囲気だった。 駅ビルは休業。 JR総武線は通常の1割程度の運行。 改札には警察官もいたが、みんな冷静に駅員に質問していた。 駅前のロータリーは静まりかえっていた。マツキヨが閉店していたのだが、その右隣にある…

3日目

本日は午前中、街を歩いてみた。 こういうときこそ、あえて日常生活を貫こう、と思って、プールに行こうと思ってネットで調べて見ると臨時休業だとわかった。映画ならばどうかと思ったが、シネコンも休み。 プールがあるスポーツクラブ。 スーパーでは、開店…

昨日、そして今日

昨晩、自室に帰るのはほぼあきらめていたのだが、地下鉄が動いていることを知り、御茶の水から神保町へ歩いた。そこから地下鉄に乗って帰室した。超ギュウギュウ、超ノロノロだったが、文句をいえるわけがない。 僕が見てきた限りでは、首都はやはりインフラ…

『図書新聞』でサンデル『完全な〜』を

数日前のことですが、『図書新聞』3月12日号(5日発売)が発売されました。その5面で、マイケル・サンデル著『完全な人間を目指さなくてもよい理由』(ナカニシア出版)の書評を書いています。図書館などでご笑覧ください。 僕なりに彼の主張を理解し、そ…

キャメロンではない『アバター』

夜、渋谷のショウゲート試写室で『アバター』を観る。『アバター』といっても、もちろんジェームズ・キャメロンのそれではなく、これから公開される日本映画である。原作は小説らしい。地味な女子高生がケータイでのSNSにはまっていき、同時に現実社会での学…

『英国王のスピーチ』

夜、いつものシネコンで『英国王のスピーチ』を観る。アカデミー賞そのほかが示す通りの佳作。それに異論はない。 舞台となった第二次世界大戦の勃発時は、ラジオの時代であり、話し言葉の巧みさこそが重視される時代であった。その後、時代を制するメディア…

『ヒアアフター』

夜、いつものシネコンで、『ヒアアフター』を観る。いわずと知れたクリント・イーストウッド監督の最新作。「ヒアアフター」とは「来世」という意味らしい。主な登場人物は3人。津波に巻き込まれて臨死体験をしたパリの女性ニュースキャスター。事故で双子…

I’LL BE YOUR MIRROR@STUDIO COAST

数日前のことをいまごろ書いてどうする? でも書いておこう。 27日(日)、新木場のSTUDIO COASTで、「I'LL BE YOUR MIRROR」という音楽イベントに行ってきた。ちょっとしたフェスのような感じだった。 僕の目当てはもちろん、Godspeed You! Black Emperorで…

『サラエボ、希望の街角』

「映画の日」には映画を観る。夜、神保町の岩波ホールで『サラエボ、希望の街角』を観た。毎月1日の映画サービスデイには、たいていの映画館で1本1000円で映画を観られるのだが、岩波ホールでは1400円。客層がほかの劇場とは違うことが前提とされていたり…