2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

『シリアの花嫁』

僕のところには月に数通、いくつかの配給・宣伝会社から映画の試写状が届く。以前はもっと多かったが、最近は少ない。そのほとんどは、小予算で制作され、ミニシアターでかかる作品である。僕の好みのものが多く、たいへんありがたい。今日の午後、京橋の映…

汚名を着せられた人々の幸い

午前中、プールで歩いた後、午後、所用で虎ノ門へ。その後、ガッコへ。 提出しようとしていた書類に不備があることが発覚。また別の書類を提出するはめになってしまった……。大学という制度は、研究者・教員・学生の時間と意欲を奪うようにできているのか。 …

「セキュリティ」の意味

午前中から国士舘大学鶴川キャンパスへ。「生命科学と21世紀社会」第7講として、先週から引き続き、生殖技術について話す。私語はすっかり減った。ありがたい。来週からは出生前診断などについて話すことになる。 終了後、いったん帰室してから、プールへ。…

幹細胞研究の規制緩和

幹細胞の話題ばかりで恐縮だが……アメリカでは、オバマ新政権によって連邦予算を使えるES細胞株が拡大され、日本では、2重審査体制が緩和されるという。日本再生医療学会の主張が通ることになる(出典の表記法を試験的に変えてみます)。 政府の総合科学技術…

SF的な、あまりにSF的な

すでにタイミングが悪いが、コメントしなくちゃ、と思っていて時間が過ぎてしまったのが、日本の研究者らが、ヒトES細胞から脳組織をつくることに成功した、というニュース。 ヒトES細胞から脳組織作成に成功 理研 万能細胞とされるヒトの胚(はい)性幹細…

講義、ゼミ、原稿

●18日(火) 朝から国士舘大学鶴川キャンパスへ。「生命科学と21世紀社会」の第6講。体外受精などいわゆる生殖技術について話す。毎回悩まされる私語は少なかった。おそらく私語をする連中が出席しなくなったためであろう。僕としてはやりやすい。例によっ…

告知:版元の編集担当者とフリーランスとの出会いの場

僕自身は行くことができるかどうかわからないのですが、出版フリーランサーのユニオン「出版ネッツ」主催で、以下のような催しが開催されます(なぜかウェブサイトには掲載されていないので、MLからコピペします)。 forumに同封したチラシでお知らせしたよ…

更新遅れ、神保町、yes men

いろいろあって更新が滞りました……。 ※ 本日は午後、神保町でイギリス在住オランダ人人類学者のインタビューを受ける。彼女には2年前にもインタビューされたことがあり、そのときはさぼうるで話したのだが、今日は古瀬戸で。そして2年前には日本語でだった…

疼痛の不思議

リハビリにはいつも金曜日に行っているのだが、先週の金曜日は、担当の理学療法士がお休みだったため、土曜日の午前中に行ってきた。 その前後からどうも調子が悪く、疼痛が復活してきた。日曜日はほぼずっと寝ていた。 今日は火曜なので、国士舘大学で非常…

JCcast、図書館難民の憂鬱、『チェチェンへ』

JCcast第21回が公開されました。 先日ご紹介した通り、僕は「ビスフェノールA」について、山下君はアメリカ大統領選挙における科学政策論争について、赤木君は「こんにゃくゼリー」について話題提供しました。ご試聴いただければ幸いです。 JCcast第21回 ※ …

オバマvsマケイン@幹細胞研究

アメリカの大統領選挙の投票は4日(火)である。もう勝負はついたようなものだが。 科学政策に興味を持つ人のあいだではすでに広く知られているが、「サイエンス・ディベイト2008」というウェブサイトが、オバマとマケインに対し科学政策についての質問14項…