2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

『TIME/タイム』

いつものシネコンで『TIME/タイム』を観る。ほんとはしっかりと書きたいのだが、諸事情により、ごく簡単に。 監督はアンドリュー・ニコル。そう、あの『GATTACA(ガタカ)』の監督で、しかもまたもや人々が遺伝子操作されていることが前提となっている未来社…

『オール・アバウト・マイ・マザー』再訪

か「例の企画のネタ映画をまた観ましたよ。DVDで」 さ「今度は何を?」 か「『オール・アバウト・マイ・マザー』」 さ「アルモドバルね。あんたこういう映画好きでしょ」 か「まあね。この映画観るのもたぶん3回目」 さ「ほう。で、どうだった?」 か「映画…

『ドラゴン・タトゥーの女』

いつものシネコンで『ドラゴン・タトゥーの女』を観てきた。しっかり感想を書いておきたいのだが、それどころではないので、簡単に。 僕はスティーグ・ラーソンの原作は残念ながら読んでいない。スウェーデン版の映画『ミレニアム』は全シリーズ観ている。本…

卵子の遺伝子治療

最近、当ブログは映画の感想ばかりになってしまい、科学や医療を話題にすることが少なくなって、さすがにまずいと思ってます(ツイッターではそうした話題を議論しているのですが)。 せめてメモ書きていどでもこちらに書き残しておきたいと思います。といっ…

『第九軍団のワシ』

夕方、六本木シネマートで『第九軍団のワシ』という映画の試写を観る。監督は『消されたヘッドライン』のケヴィン・マクドナルド。原作は同名の歴史小説。映画の舞台は、ローマ時代のイギリス。 ローマ軍の第九軍団が突如、イギリス北部で消えた。名誉の象徴…

『風が吹くとき』

か「昨日はご苦労様でした」 さ「ご苦労様。いやあ、人集まってよかったね」 か「ほんと。申し込みが5人になるまではひやひやだった」 さ「でも当日ふたを開けてみたら満員御礼」 か「イベントはやってみるまでわからないってことですね」 さ「でも反省点も…

『黒い雨』

か「明後日のトークライブに備えて、遅まきながら、あなたのおすすめしていた『黒い雨』、観ましたよ」 さ「お、そうですか。“原子力映画”の古典中の古典ですね。サイエンスアゴラのとき、この映画を取り上げるのを忘れていたのは、いま考えると、うっかりし…

『J・エドガー』

夜、いつものシネコンで『J・エドガー』を観る。いうまでもなく、イーストウッドとディカプリオがタッグを組んだ話題作中の話題作。しかも主人公はFBI初代長官エドガー・フーヴァー。 映画では、回顧録を口述筆記させる年老いたフーヴァーと、司法省に勤め…

お知らせ:Vol.3 映画が描いた核・原子力、そして・・・。

こちらでのお知らせが遅くなってしまったのですが、僕とサイエンスライターの斉藤勝司さんとやっているトークライブ「映画で語るサイエンス」の第3弾が開催されます。 今回は「みけねこサイエンスカフェ」に登場することになりました。ご参加いただければ幸…

『レンタネコ』

夕方、渋谷のショウゲート試写室で『レンタネコ』の試写を観る。いわずと知れた荻上直子の新作である。荻上の作品は『かもめ食堂』を試写で観て感心し、デビュー作の『バーバー吉野』をDVDで観て、『めがね』、『トイレット』を試写で観た。『かもめ食堂』以…

『パーフェクト・センス』

か「いやあ、われわれとしては必見の映画と思われる映画を観てきたよ」 さ「『と思われる』って何?『われわれとして』ってことは、科学関係?」 か「うん、もちろん科学関係なんだけど」 さ「トークライブのネタになりそうな映画ってことね? ライフサイエ…

『サラの鍵』

午前中、がががっと原稿書いて、昼頃新宿へ。インド料理店で打ち合わせし、ディスクユニオンプログレ館でCD数枚購入してから新宿武蔵野館へ。今日は映画の日。 まずは『サラの鍵』を観る。パリ在住のアメリカ人記者である女性の主人公は、第二次大戦中のユダ…