2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「フェルメール《地理学者》とオランダ・フランドル絵画展」

昨日の午前中、豊田市美術館で「フェルメール《地理学者》とオランダ・フランドル絵画展」を見てきた。東京でやっていたのを、震災の影響で観逃してしまっていたのだが、まさか故郷で観ることになるとは…。昨日が最終日だったので、間に合ってよかった。この…

『天皇ごっこ 見沢知廉・たった一人の革命』

僕のところにはずいぶんマニアックな映画の試写状がなぜかよく届くが、今日、新橋のTCC試写室で観た『天皇ごっこ 見沢知廉・たった一人の革命』もその1つ。監督は大浦信行氏。「天皇コラージュ事件」で有名な人らしい。この作品はタイトル通り、作家・見沢…

『女と銃と荒野の麺屋』

昨日の午後、京橋のテアトル試写室で、『女と銃と荒野の麺屋』という映画の試写を観る。監督はもうすでに中国の巨匠といってもいいチャン・イーモウで、本作はなんと、コーエン兄弟のデビュー作『ブラッド・シンプル』のリメイク。この組み合わせは面白すぎ…

浪江町津島

前回、「はかるくん」では測れなかった放射線がある浪江町津島。車内で11μS/hを超えた。 見にくいが、車外では22μS/hを超えた。

原町火力発電所

先日まで右側には焼けたタンクがあったらしいのだが、撤去されていた。 北泉海水浴場。サーフスポットだったらしい。 破壊されたトイレ・シャワー室。

南相馬市役所

みんなで南相馬市役所へ。 市役所前の放射線計測器。飯舘村で見たものと同じタイプ。 市役所受け付けロビーにて。 同上。左の絵を描き、寄贈したのは愛知県の人。 市役所内に、小高区役所と災害対策本部が設置されていた。 南相馬市のボラセン。

福島県庁

5月や6月に比べると、自衛隊のクルマを見ることはずいぶん少なくなかった。福島県庁の前で放射線を測ると、1μS/hを超えた。

わく灯籠まつり(新潟市亀田)

新潟では、中越地震のとき全国の人にお世話になったという気持ちから積極的に福島からの被災者を受け入れているらしい。「わく灯籠まつり」は新潟市亀田の人々が開いているお祭りで、3年目の今年は福島各地から避難してきた人を迎え、復興支援の意味合いも…

東北写真日記4(8月21〜23日)

8月21日から23日にかけて、また被災地に行ってきました。今回は新潟と福島、とくに南相馬に行ってきました。チャンスを与えてくれたNさん、Oさん、Sさんに感謝いたします。

浪江町

さらに浪江町との境では…。 車内で測定不可能に(この後、フォトジャーナリストの山本宗補氏と遭遇)。 文部科学省の測定ポイントの印らしい。しかし文部科学省おすみつきの「はかるくん」はギブアップ…。

飯舘村

役場前の計測器。「はかるくん」とほぼ同じ値。 役場の主機能は移転。こちらがむしろ出張所のように。 閑散とした役場内。 役場前で電気自動車が充電中。 役場前にて。 飯舘村から浪江町までの山中の国道にて。車内でこの値。 「はかるくん」が計れるのは9.9…

南相馬

南相馬のショッピングモールでは、市民の生の声を届ける試みが行われていた(われわれはうっかり、ポスターだけ撮影して、その現場を訪れることを失念)。そのモールは閑散と…。 通行止めの予告。その1キロメートル先には…。 このように明確な警告が。しか…

相馬

相馬港の展望台から新地火力発電所を見る。 自衛隊がつくった仮設橋。 破壊された海沿いの道。

釣師

釣師の漁師たちは、津波が来たとき、ほとんどが沖に避難して、そのほとんどが無事だったらしい。漁師さんによると、福島の魚は採っても売れないので、いまは瓦礫運びをしているとのこと。 打ち上げられた後、修理中の船。

新地

JR新地駅があったはずのところ。 かすかに残る駅の痕跡。 新地町の案内図。

宮古島

左は道路。冠水している。右側、つまり海の水位のほうが高い? 仮設住宅。この辺りにも水が来たらしい。つまり水が来た高さのところに建てられている。そういう事情のところもあるようだ。

石巻の石ノ森萬画館

川越しに見る萬画館。震災時にもここにいたというガードマンによれば「黒い波が来た」「萬画館が見えなかった」。 仮面ライダー以外のキャラクターは流されてしまった? 多くの寄せ書きの中で最も目立っていたフラウ・ボゥ風の003。山本夜羽音氏の署名が…。 …

女川

女川では水揚げが再開されていた! 手前はイカ、次はアジ?(ちなみに足下にはマンボウ) 崩壊した女川駅。 かすかに残る駅の痕跡。 J.K. was here. 東北大学の研究所。 漁港から女川原発に向かう山道の脇に仮設住宅が建てられていた。 同上。 女川原発のPR…

大川小学校

郡山

郡山の空き地ではしばしばヒマワリが植えられている。放射能汚染対策らしい。 郡山の飲食店の駐車場にて。 郡山の書店の震災コーナーは、東京の大書店以上!? 明健中学校の駐車場にて。 前回は、剥がした表土が積み上げられていたが、いまはそれらはすぐ近く…

東北道

東北道を移動中、郡山の中学校で理科を教える佐々木清先生をインタビュー。

東北写真日記3(8月16〜18日)

8月16日から18日にかけて被災地に行ってきました。今回も富山大学の林衛さんといっしょです。この場を借りて、車の運転をはじめいろいろと便宜をはかってくれた林さんに感謝いたします。 取り急ぎ、撮影してきた写真の一部を紹介します。

『チャイナ・シンドローム』

諸事情で、『チャイナ・シンドローム』をDVDで観る。お気づきの通り、僕はある事情で “原子力映画” をまとめて観ているのだが、これが最も有名な作品かもしれない。1979年の作品。発表とほぼ同時期にスリーマイル島事故が起きた。この偶然はウルリヒ・ベック…

『博士の異常な愛情』

諸事情で、『博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』をDVDで観る(長いタイトルだなあ…)。いわずと知れたスタンリー・キューブリックの代表作。僕はたぶん20年ぶりぐらいに観た。ストーリーは、あちこちで指…

『未知への飛行 フェイルセイフ』

諸事情で『未知への飛行 フェイルセイフ』をDVDで観る。たぶん初めて。 舞台は冷戦時代の、主にアメリカ。機械のミスで、水爆を積んだアメリカの爆撃機がモスクワ攻撃の命令を受けたことになってしまい、国境を越える。アメリカ大統領とソ連議長はホットライ…

「ワシントンナショナルギャラリー展」

更新が滞っていてすいません。最近はもっぱらtwitterで活動しています(って人多いですよね)。もしよければ、twitter(http://twitter.com/#!/kayukawajunji)かtwilog(http://twilog.org/kayukawajunji/)をご覧いただければ幸いです。 午後、六本木の国…

『コクリコ坂から』

夕方、いつものシネコンで、たまったマイレージを使って『コクリコ坂から』を観る。いわずと知れたジブリの新作。父親は脚本、息子が監督。レビューなどはあえてできるだけ触れずに観た。 東京オリンピックを間近に控えた高度成長期の横浜が舞台。下宿人たち…