JCcast第18回！

　昨日からJCcast第18回が公開されています。
　
第18回 幹細胞ツーリズムと読書案内
　
　第１部では、僕が前回の続き的な意味も込めて、再びYYjこと山下祐司君を相手に「幹細胞ツーリズム」について話題提供しています。日本のメディアではあまり取り上げられていない（にもかかわらず、国際的に普遍的な問題を持つ）テーマですので、お聴きいただければ幸いです。今回も山下君は、「臨床試験」として行なわれている幹細胞治療の現状など、僕の不足を補ってくれています。ぜひご試聴を。
　第２部では、夏休み読書計画（？）みたいなノリで、いま古典を読むことの意味、その面白さについて、武田さんを中心に３人で話しました。武田さんは、ある雑誌で「社会学の古典３冊」を紹介したとか。その３冊とは、デュルケーム『自殺論』（中公文庫）、ウェーバー『官僚制』（角川文庫）、リップマン『世論』（岩波文庫）。うなづける選択だと思います。ちなみに僕は、その日買ってきて、これから読むもの（古典）として、シュレディンガー『生命とは何か』（岩波文庫）、トマス・モア『ユートピア』（角川文庫および岩波文庫）、デカルト『哲学原理』を挙げました。これから読む本なので、内容には踏み込んでいません（笑）。
　赤木君はお休み。
　ということで、今後もJCcastをよろしくお願いします。8/2/08

メディカルツーリズム 国境を超える患者たち

自殺論 (中公文庫)

官僚制 (1958年) (角川文庫)

世論〈上〉 (岩波文庫)

世論 (下) (岩波文庫)

生命とは何か―物理的にみた生細胞 (岩波文庫)

ユートピア (岩波文庫 赤202-1)

ユートピア (中公文庫)

哲学原理 (岩波文庫 青 613-3)