グーグル和解案

 僕は出席できるかどうかわからないのですが、8月7日にグーグル和解案についての勉強会があるそうです。以下、情報を転載しておきます。09.8.4
 

「著作者はグーグル訴訟とどう対峙していくべきか」
ー和解か、離脱か ?ー


 アメリカで著作者・出版社の許可なく行われているグーグルの
ブック検索は、日本では明らかな著作権法違反にあたる。
 しかし、アメリカで作家組合と出版社協会がおこした集団訴訟
では和解が成立する状況にあり、ベルヌ条約に加盟している日
本も影響されることとなる。
 著作権者には、出版社から「お知らせ」という書類が届いたと
思われるが、それにはグーグル訴訟の和解案に「拒否」を表明
しなければ、和解案に「参加」する事となる、と記されており、混
乱している人たちも多いことだろう。
 和解しなければ、和解金がもらえない、和解に拒否しても自
分の著作物が絶対に掲載されないとは限らない、という。拒否
をするべきでない、という意見もあるが、著作権を踏みにじられ
てから、和解を強要されて、それにのっていいのだろうか ?
 また、今はアメリカ国内の和解であるが、今後、日本でも同じ
事が起こらないとも限らない。そもそも、アメリカ国内、とはいえ、
インターネットで検索できるものが、国内だけで済む問題と言え
るのだろうか。
 不明な点ばかりあるグーグル訴訟のなかで、著作者は表明
期限の9月4日までに自らの著作物をどう守るかの情報を得る
必要がある。

 出版ネッツは、著作権者も含むフリーランス労働組合として、
今現在、この件について最も精通している出版流通対策協議
会会長の高須次郎氏を招いて講演して頂き、著作権者がこの
問題にどう対峙していくかを検討していく。


・講師 高須次郎氏(出版流通対策協議会会長)


・8月7日(金)18時30分〜 出版労連会 議室
(本郷三丁目徒歩5分・
出版労連内 文京区本郷4-37-18いろは本郷ビル2F)
・参加費500円(ネッツ組合員無料)

主催 出版労連出版ネッツ関東支部
E-mail/nets@jca.apc.org    http://www.jca.apc.org/NETS/
Tel&Fax/03(3816)2973  〒113-0033 文京区本郷4-37-18いろは本郷ビル 2F