明日からまた日常

 というわけで、本日夕方、帰室した。
 
 どうせダメだろう、と思ってMacBookをモデムに接続すると、ネットが開通していた! 理由はわからない。スポーツクラブに出かけて、戻ってきてもまだつながっている。しかし、さっきまた、切れてしまった。でもしばらくしたら復活した。いずれにせよ、近々回線業者のほうから僕に連絡がある予定なので、善処を求めるつもり。
 
 故郷―日本のデトロイト―では、ほとんど外出せずに過ごした。小説を2冊、軽めの学術書を1冊読んだ。遺伝子特許に関する資料も読んだ。テレビで映画を観た。『ダ・ヴィンチ・コード』、『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』、正確なタイトルを失念したが1990年代の『ガメラ』、『TRIC 2』、『西遊記』。前2者は劇場ですでに観ている。後2者は初めて観たのだが、どうしようもないほどの駄作。なんでこんな作品がつくられたのだろう。僕はテレビを所有しておらず、したがってテレビで放映される映画を観ることもないのだが、地上波でかかる映画は、毒にも薬にもならない作品が多い気がする。少しでも暴力的だったり政治的だったりする作品は、放映されないか、されても深夜枠のようだ。僕は子どものころ、平日夕方ぐらいにU局で放映される安物映画をずいぶん観た記憶がある。ああいう体験も、いまの子どもはしないのかもしれない。仕方ないか。
 
 明日からまた日常が始まる。10.5.5