『アデル』

 ほとんど映画日記になっていますね。ま、いいか。
 夜、シネコンのサービスデイを利用して『アデル』を観る。『インディ・ジョーンズ』のフランス版、というか、リュック・ベッソン版なのかな、と思ってみたら、くだらない三流コメディだった。僕はもともと、リュック・ベッソンの作品をそれほど評価していない。印象があるのは、強いていえば、『ニキータ』ぐらいか。ビッグネームだからといって、つねに名作をつくり続けられるわけではないし、ましては僕好みの作品ができるとは限らない。
 僕は、自分にとってよい作品には、10本観て1本出合えたらいい、と思っているので、その1本に出合うためにくだらない作品9本を観なければならないということは仕方のないことだと思っている。
 しかし、その確率はもう少し上げたほうがいいかもしれない。時間は限られているのだから。10.7.15