toe／クラムボン at O-NEST
夜、渋谷のO-EASTにて、toeとクラムボンが出演するライブイベントを観る。こういうイベントには通常、タイトルが付けられるが、とくにないようだ。そのほかmouse on the keysとagraphというアーティストが出演すると宣伝されていたが、残念ながら、僕はこの２組についてはよく知らず、toeとクラムボンが目当て。
入場すると、ステージには２組のキーボードとドラムセットが置いてあった。最初はtoeだと思っていたが、mouse on the keysだった。このグループについてはよく知らないが、ジャズのテイストがかなり強いインストのバンドらしい。
彼らのステージが終わると、幕が下がらないまま、スタッフらが楽器のセットを変更。ふつう、こういう準備ってすべてスタッフが行って、アーティスト本人が姿を見せることはないが、柏倉や美濃の姿も…。そしておなじみのテレキャスター。１曲目は「エソテリック」だったかな。「孤独の発明」「tremolo＋delay」など。僕は、レコーディングでクラムボンの原田郁子が参加している「メトロノーム」か「after image」で、原田が参加するのかと思っていたら……なんと、ラストの「グッバイ」で、原田が登場。この曲はもともとは山嵜が歌っているが、YouTubeなどで土岐麻子のバージョンが有名で、その後、土岐のボーカルで再レコーディングされた曲。それを原田郁子のボーカルで聴けるとは…。（ギターの山嵜は今年、たいへん辛い経験をしたはずなのだが、壊れたMCはあいかわらず…。）
最後にクラムボンが登場。合間あいまにDJをしていたのがagraphということにはこのころに気づいた。クラムボンのセットリストは、ミトが写真をアップしているようだ。http://t.co/Ve83j0i0 僕としては「波よせて」や「コントラスト」がうれしかった。（3.11後の世論って、「コントラスト」の歌詞そのものではないか？）「id」ではtoeの美濃がアコギで参加した。ラストは、toeのメンバー全員とagraphが加わって、「refrection eternal」という曲が演奏された。僕はこの曲を知らなかったのだが、Nujabesというヒップホップのアーティストの曲で、本人が亡くなってしまい、そのトリビュートとして、クラムボンとtoeがレコーディングしたものが、一時期、YouTubeで公開されていたらしい。（音声のみのこれ http://t.co/vQEsAwlC は非公式のものだろうか？）
いずれにしろ大満足。まさかtoeとクラムボンを同時に観れられるとは思わなかった。ミトはまたやるかもしれないことを匂わせていた。会場は若い人ばかりで、僕は最年長の１人だっただろう。そんなこと気にしてられるか。いや、ちょっと気になるかな。
追記：
あるブログでセットリストが紹介されていました。僕の記憶よりは正確でしょう。
・クラムボン Setlist
01. KANADE Dance
02. GOOD TIME MUSIC
03. 波よせて
04. コントラスト
05. ララバイ サラバイ
06. ハレルヤ
07. バイタルサイン
08. シカゴ
09. NOW!!!
- encore---
10. id (with 美濃隆章 from toe）
11. reflection eternal (with toe & agraph)・toe Setlist
http://ksmusic.jugem.jp/?eid=4683
01. エソテリック
02. 孤独の発明
03. tremolo + delay
04. NIKE RUN Fwd:(新曲)
05. I do still wrong
06. past and language
07. ラストナイト
08. 1/21
09. New Sentimentality
10. グッドバイ (with 原田郁子 from クラムボン)
