2008-07-12から1日間の記事一覧

いまさらながら「遺伝子」について(書評のためのメモ)

ある本の書評のために、いろいろと考えてさせられている。 いまさらながら、「遺伝子」とは何だろう、というような問いを僕が発したら、笑われる、もしくはあきれられるだろうか。あるいは、遺伝子は何をしているのか、と。 手元にある『広辞苑(第5版、電…

池澤夏樹『星に降る雪/修道院』

調子にのってもう1本。 数日前のことだが、遅まきながら、池澤夏樹の『星に降る雪/修道院』(角川書店)を読み終えた。 タイトルでわかる通り、中編2本をまとめたもので、大傑作だった短編集『きみのためのバラ』(新潮社)の感動を思い出しながら期待し…