レディオヘッド@さいたまスーパーアリーナ

 昨日のことだが……。
 午前中、火曜日の講義開始に備えて準備をしていたら、疼痛を感じ始めた。ここのところ調子よかったのに、しかも外出の予定があるのに……。
 というわけで、午後、湿布そのほかで重武装して、電車を乗り継ぎ、さいたま新都心へ。さいたまスーパーアリーナで、レディオヘッドを聴く。
 レディヘ(って省略するそうです)を生で聴くのは初めて。予想通り、すごい人だかり。しかも若い人ばっか(苦笑)。当然のことながら、ロゴの入ったTシャツを着ている人がたくさんいたのだが、すでに「イン・レインボウズ」のものを着ている人もたくさんいた。みなさん、ネット通販で買ったのかな。それともグッズ売り場(とんでもないほどの行列ができていた)で買って、その場で着替えたのかな(ちなみに僕の右側に座った若い人はそうしていた。突然上半身裸になって)。ちなみに僕は、クラプトンのTシャツを着ていた。「ヘイル・トゥー・ザ・シーフ」のジャケットをデザインしたTシャツがすごくカッコよかったので、ほしかったけど、ガマンした。
 なお僕がチケットを予約した後に東京公演が「追加発売」された。知ってりゃそっちを買ったのに。ま、いいか。会場がデカイこともあって、予想通り、トム・ヨークほかメンバーは点にしか見えなかった。これも、ま、いいか。アリーナで立ち見するほど若くないしね(苦笑)。
 実はこのツアー、アメリカでの演奏が、ラジオ局NPRのネットラジオで公開されている。
 何度聞いても、もちろん無料。いい時代になったな、と思う反面、これと同じ曲目だったら、がっくりしていただろう。実際は、前半はほぼ同じで、後半は少し違っていた。また、予想通り、いくつかの曲では録音済みの効果音が使われたのだが、日本語のナレーションっぽいものがあったのはサービスだろう。ある曲で使われたものでは「……は生活保護を受けていた……」と聞こえたのだが、例の個室ビデオでの放火事件のニュースだろうか……。トム・ヨークのソロアルバムからの選曲もあった。「クリープ」が歌われなかったことも予想通りだが、残念。
 それにしても、レディオヘッドモグワイの曲って、いまの日本の雰囲気に似合うと思う。
 明日にでも写真をアップします(追記:明日を待たずにアップします)。たいしたもんじゃないけど。あ、写真といっても、もちろん外の看板などの写真ですよ。当然ながらライブ中の撮影って禁止されているけど、ケータイで撮影しているヤツがたくさんいた。もう規律って通用しないんですね、ドゥルーズ先生の言う通り。

 今日は、疼痛に悩まされながら、自室で講義の準備の続き。08.10.5

イン・レインボウズ

イン・レインボウズ

ヘイル・トゥ・ザ・シーフ

ヘイル・トゥ・ザ・シーフ

記号と事件―1972‐1990年の対話 (河出文庫)

記号と事件―1972‐1990年の対話 (河出文庫)