痛み、本、掲載誌

 このところずっと腰の痛みをあまり感じず、このまま治るのかなあ、と思っていたら、今日の朝からまた痛み出した。天候のせいだろうか。少し気温が下がると、調子が悪くなる、ということは今回が初めてではない。やはり、気温と痛みとのあいだには関係があるとしか考えられない。ということは……春、夏のあいだは、まあそれなりに大丈夫で、秋、冬になると調子が悪くなる、というパターンを、今年度もまた繰り返すのだろうか。そう考えると、いまから憂鬱になってしまう。
 しかし、今日痛み出したといっても、湿布を貼りたくなるほどではない。湿布、コルセット、飲み薬(消炎鎮痛剤)の3点セットは、いまでもいつも持ち歩いているのだが、実はほとんど使っていない。最後に湿布を貼ったのはいつだっただろうか。たぶん、T市滞在中のある日である。今年の2月から3月にかけての滞在期間で、湿布を貼ったのはほんの数回だったはず。飲み薬を飲んだ記憶もほとんどない。結局、そのあいだに通っていたI整形では、湿布も飲み薬も、一度も処方されなかった。(昨年同時期の滞在期間では、ほぼずっと湿布を貼り続けていて、なくなると処方してもらった。コルセットも装着し続けていたはず。)いま手持ちの湿布や飲み薬はすべて、その前にこちらで通っていたNクリニックで処方されたものである。コルセットにいたっては、たぶん、半年ぐらい使っていない。
 ということは、長い目で見れば、少しはよくなっているということなのだろう。安心していいのか。
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 というわけで、今日はずっと自室で寝転んで資料を読んでいる……と言いたいところだが、来週収録のネットラジオで取り上げられる予定の本が本日発売であることを思い出し、近所の書店へ。すぐに発見、購入。本屋にいると誘惑が多いので、すぐに帰室(苦笑)。
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 専門誌『医薬経済』2009年4月15日号に、「「頭のよくなる薬」利用促す学者たち」という記事を書きました(44〜45頁)。
 昨年末、著名な脳神経科学者(マイケル・ガザニガ!)や生命倫理学者(ヘンリー・グリーリー!)らが連名で、リタリンなどいわゆる認知強化薬の、禁止ではなく、「責任ある利用」を主張する「コメンタリー」を『ネイチャー』に発表しました。そのコメンタリーの内容とそれに対するアメリカ社会の反応について、僕なりにまとめたものです。
 医薬経済社のウェブサイト、もしくはFujisan.co.jpでお求めください。よろしくお願いします。09.4.17
 
医薬経済社
http://www.risfax.co.jp/shop/backnumber.html

Fujisan.co.jp
http://www.fujisan.co.jp/Product/1281681237

Towards responsible use of cognitive-enhancing drugs by the healthy
http://www.nature.com/nature/journal/vaop/ncurrent/full/456702a.html