ES細胞の臨床試験、アメリカで開始

 いよいよアメリカで、ES細胞を使う脊髄損傷治療の第Ⅰ相臨床試験が開始されたようです。
 アメリカでは、ES細胞研究への連邦予算、すなわち税金の投入について、裁判所を巻き込んで大きな論争が起きているのですが、日本語で読めるもののなかでは、CNNがそのことを踏まえて、このニュースを伝えています。

患者に注入されるES細胞は受精卵を使ってつくられ、受精卵を破壊する工程を伴うことから、米国ではES細胞研究に対する米政府の助成差し止めを求める訴訟が起きるなど論議を呼んでいる。

しかしオカーマ氏は先のCNNの取材に対し、同社のヒトES細胞には米政府の補助金は使っていないと話していた。

http://www.cnn.co.jp/world/30000497.html

 以下、メモとして、目に付いた記事をリンクしておきます。

最初の脊椎損傷患者がこの治療を受ける。この治療法によって、齧歯類は、歩いたり走ったりする能力を回復した。医師たちの希望は大きい。