90年代もゼロ年代も

 昼間、自室で仕事をしていると、なぜか大沢誉志幸の「そして僕は途方に暮れる」の歌詞とメロディーが頭に浮かんだ。その連想で、オフコースにも似た歌詞があったはずと思ってググってみたら、「心は気紛れ」という曲だとわかった。両方ともYouTubeで聴いてみる。
「そして僕は途方に暮れる」や「心は気紛れ」の歌詞と同じ状況を、女性の側から歌った曲が、飯島真理の曲であったはず、と思って調べてみたのだが、わからなかった。その代わり、YouTubeで、「天使の絵の具」、「My Best Friend」、「まりン」など立て続けに聴いてしまった。
 
 飯島真理の衣装やアレンジに、懐かしさを感じてしまった。1980年代が終わってから、もう20年も立つのだ。90年代もゼロ年代ももう終わった。しかし遠い目をして懐メロを楽しんでいる場合ではない。僕もそろそろ決断しなければならない(と、昨日の某研究会の後での食事の席で、Fさんとも話したっけな)。モラトリアム的な選択肢もないわけではないんだが……。
 原稿がひと段落すると、いつものようにプールでウォーキングし、スーパーで買い物してきた。夕方に書き終えたコラム原稿をもう一度見直して入稿。続いて担当編集者からフィードバックがあった書評原稿を再入稿。
 スーパーでは、顔にあざらしきものがある女性を見かけた。思わず子どもの顔にもあざがないかどうかを確認してしまった。あまりいい習慣ではないのが、こんな記事を呼んだ記憶があったので……。

 全国の母子生活支援施設で、ドメスティックバイオレンス(DV)や児童虐待を理由にした入所者が、最近4年間で約1・5倍に増えたことが、全国母子生活支援施設協議会(全母協)の調査で分かった。

http://mainichi.jp/life/edu/child/news/20110130ddn003040024000c.html

児童虐待を受けた経験を持つ人が5%に上ることが、厚生労働省研究班の「男女の生活と意識に関する調査」で分かった。虐待経験のある人は、初の性交渉を否定的に捉える傾向が強いなど、成長後への影響もうかがえた。

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011012900056

 さてこれから映画でも観に行くかな……。