近況(図書新聞、マル激、SYNODOS、仮の町)

書評紙『図書新聞』10月27日付3面にて、池内了『行きのびるための科学』(晶文社)の書評を書きました。図書館などでご覧いただければ幸いです。(1面には先日、後述するビデオニュースの収録時にスタジオですれ違った青木理さんが登場しています。)

「地下資源文明」から「地上資源文明」へ──「それは私の専門ではないので話せない」を禁句に
評者◆粥川準二
生きのびるための科学
池内 了
晶文社

http://toshoshimbun.jp/books_newspaper/week_article.php

生きのびるための科学

生きのびるための科学


10月20日に配信されたインターネット・テレビ番組「ビデオニュース・ドットコムマル激トーク・オン・ディマンド」に出演し、山中先生のノーベル賞受賞と森口iPS事件について、自分なりに考えたことを話しています。神保哲生さん、宮台真司先生、武田徹さん、スタッフのみなさん、そして拙著を神保さんに紹介してくださったAさん、お世話になりました! この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。(カメラや宮台さんを前にして、張しまくり、もちろんへとへとに疲れました。テレビやラジオでレギュラーを持っている人は超人ですね。僕もがんばろう…。)

iPS細胞と放射能問題の社会学的考察
ゲスト:粥川準二氏(ライター)
 京大の山中伸弥教授が今年のノーベル賞を受賞したことで、再びiPS細胞に注目が集まっている。人体のどの細胞にも変わることができることから「ヒト人工多能性幹細胞」と名付けられたiPS細胞はこの先、再生医療や難病の克服などに・・・

http://www.videonews.com/


ウェブ雑誌「SYNODOS Journal」にて、「“新型”出生前診断をめぐって」という論考を寄稿しました。題名通り、いわゆる新型出生前診断、非侵襲的出生前診断について書いたものです。拙著『バイオ化する社会』(青土社)第2章と合わせてお読みいただければ幸いです。(「WEBRONZA」でもお読みいただけます。)


SYNODOS Journal
http://synodos.livedoor.biz/archives/1987979.html


WEBRONZA
http://webronza.asahi.com/synodos/2012102200001.html


バイオ化する社会 「核時代」の生命と身体

バイオ化する社会 「核時代」の生命と身体

これを書くために、新書1冊書けそうなほど資料を読みました(大ゲサ?)。


22日、「第二回ふくしまフォーラム  シンポジウム「仮の町構想をどう考えるか」というイベントに参加、というか取材、というか参与観察(?)してきました。今回はAさん、Mさん、木村静さん@cizcaのお世話になりました。この場をお礼申し上げます。ありがとうございました。



今後ともよろしくお願い申し上げます。